2013年12月22日日曜日

食品のアレルギー表示。

2013年10月、関西のホテルに端を発した食材偽装問題はあっという間に全国に広がって社会問題となりました。 特に、食物アレルギーを持つ人にとってはとても深刻な問題です。

そもそも外食は、私にとって、とても気を使う ストレスフルな作業です。
事前に ”食べられそうなメニュー” があるお店を探して、同行者に了承してもらって、最終的に”小麦は使っていませんか?” と確認して・・・などなど。
ですから、メニューはとても大事なのです。 

最近はメニューに詳しくアレルギー表示をしているお店が増えてとても助かります。
2001年から特定原材料5品目の表示が法律で義務づけられましたが、(その後7品目になり、2013年から ごまとカシューナッツが追加)私の場合、ちょっと困るのは、醤油が”小麦使用”と表示されることです。 実際は食べられるのに、表示を見た限りではほとんどの和食が食べられないということになります。 個人差がありますが、調べてみると、醤油由来の小麦は食べることができる小麦アレルギーの人も多いようです。 ”醤油由来の小麦” を通常の小麦と別扱いして表示(情報提供)しては、という意見もあるようで、実現するのが楽しみです。

一部の生協では、アレルゲン情報として、原材料の表示のほかに コンタミネーション(原材料として使用されてはいないが、同一製造ラインを使う他製品からの物質の微量混入の可能性)の表示をしているものもあって、食品関連企業の苦労がうかがい知れます。


 



 

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