2015年10月28日水曜日
ぜひ対策を !
先日、友人が Japan Times online の記事を送ってくれました。
”Tokyo can feel less than welcoming to food allergy sufferers” というタイトルです。
日本に住んで2年以上になる、セリアック病を患っているアメリカ人女性からの嘆きの声が取り上げられていました。
日本の文化・歴史・人々をこよなく愛している女性ですが、日本の食物アレルギーの対応にはとても苦慮している、と切々と訴えている内容に、とても共感しました。
このタイトルについて、アメリカ人の友人に説明してもらったところ、かなりソフトな言い回しで 「食物アレルギーを持つ人たちにやさしくない東京」 と表現しているそうです。
日本での食品のアレルギー表示の不十分さ や 飲食店でのアレルギー対応の難しさなど、書かれている内容はどれも大いにうなずけることばかりです。
アメリカの食物アレルギー対応について書かれている中で、印象的だったのは、どの飲食店でも食物アレルギーの人が食べることができるものを少なくとも一品は必ず提供する努力をしているそうです。
「訴訟の国」 というイメージがあるので、これはお店にとってかなりリスクがあるのでは?と友人に聞いてみましたら、即座に 「お店の人がアレルギーの知識を持っていて、自信があるからできるのよ」 という答えが返ってきました。
記事の最後に 「2020年に向けての お・も・て・な・し」 についての要望が書かれていました。
”Improve labeling and education surrounding food allergies, and increase allergen-safe options.”
一日も早く 「食物アレルギーを持つ人にやさしい東京」 になりますように ♪
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