旅の締めくくりに訪れた とっておきのお店。
金沢駅から 歩いても行ける 東別院門前にありました。
控えめで、誠実そうなご夫婦がやっていらっしゃる 趣のあるお店です。
古いお蔵を改装した店内は、落ち着いた、大人の為の空間、という感じでした。
長年培ってこられた日本料理の経験をもとに、”京料理” と ”加賀料理” を融合させたオリジナルのお料理を提供なさっているそうです。
実は、金沢在住で、素敵なブログをかいていらっしゃる方から、このお店のヒントをいただきました。
はじめ、ちょっと 敷居が高いお店では? と 少し緊張して伺ったのですが、ご主人のお人柄に、すっかり寛いでしまいました。
こちらのお店のこだわりは、石川県羽昨市神子原地区で作られている ”神子原米” を 土鍋で、炊き立てをいただけることです。
ローマ法王にも献上したという、なかなか手に入らない、貴重なお米、とうかがいました。
お店をはじめるにあたって、ご主人が どうしてもやりたかった、という 朝食 (朝事) を いただきました。
カウンター越しに、土鍋で炊いてくださったご飯は とても美味しかったです!
ふわふわの出汁巻き卵をはじめ、お料理は、どれも、とても丁寧に調理されていて、食前のフレッシュな健康ジュース、納豆、食後のヨーグルトまでも、すべて 手作りだそうです。
居心地のよい、とても美味しいお店に出会えました ♪
こんど 伺うときには、ぜひ ”はす蒸し” を いただきたいと思います。
こちらのお店の ”はす蒸し” には 小麦粉は 使われていないそうです。
お店の名前 ”菜喰 安心院” (さいじき あじむ) は、ご主人のお母さまのご出身地、安心院町 (現在は 宇佐市) から つけられたとか。
心地よい響きの、素敵な名前ですね ♪